口腔ケア・リハビリテーション
CARE
口腔ケア・リハビリテーション
定期的に口腔ケアとリハビリをすることで、虫歯や歯周病などの病気の早期発見・予防に繋がるほか、高齢者の死因の多くを占める誤嚥性肺炎の予防にも繋がります。
こんなお悩みはありませんか
- 歯垢が溜まっている
- 口臭が気になる
- 食べ物が口からこぼれる
- 歯に穴があいている
- よく咳き込む
- 食べ物を飲み込みにくい
- 歯茎が腫れている
- よく痰が出る
- 食べ物や胃液が逆流することがある
誤嚥性肺炎の怖さ
誤嚥性肺炎は、誤って食べ物や唾液などの液体が肺に流れ込むことで引き起こされる肺炎の一種です。
人間の喉の奥には、食道と気管の分岐点があり、食べ物や液体が誤って気管に入らないようにする働きがあります。しかし、病気や加齢によりこの働きが弱まると、食べ物や唾液が気管に入り、口内の細菌も一緒に肺に入って肺炎を引き起こす可能性があります。厚生労働省の統計によると、肺炎は日本人の死亡原因の第5位になるほど危険性が高い疾患とされています。
誤嚥性肺炎のリスクを軽減するためには、口内の清潔さを保つことが重要ですが、食事や嚥下のトレーニングも非常に重要です。当院の訪問歯科診療では、口内の衛生管理だけでなく、嚥下機能の向上にも取り組んでいます。
口腔ケア・
リハビリテーションのメリット
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誤嚥性肺炎の予防
口腔内の衛生状態が悪くなると高齢者は肺炎や感染症にかかりやすくなります。予防のために口腔内を清潔に保つことと、嚥下機能の維持が大切です。
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虫歯や歯周病の予防
適切な口腔ケアは虫歯や歯周病、口内トラブルの減少に効果的です。口腔内の細菌が原因となる病気を予防するためには、日常の自己ケアに加えて専門的なケアが重要です。
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味覚の維持・向上
舌の汚れが蓄積すると味を感じにくくなります。口腔ケアで味覚を改善できます。味覚の改善は食欲の増進や、脱水症状の予防にも繋がります。
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生活の質の向上
適切な口腔ケアによる口腔機能の維持は、食事や会話などの日常活動における支障をきたさずに楽しむことができるようになります。